巻ばね機械
モリタアンドカンパニーのバネ専用機・製造プラントからつくり出される多様な巻きバネ製品。
供給先も、自動車産業を中心として幅広い産業分野におよんでいます。
技術領域もワイドで、最大線経100mmまで対応のコイルばね機械の実績もあります。

STEP 1テーパーロール
丸棒先端圧延機
熟練した技術を必要とせず、金型の交換によって異なった角度の円錐形を作る機械です。
丸棒先端圧延機(幅寄せ装置付き)SHT-125B
装置概要
本機はコイルバネ用素材の先端をテーパー状に圧延するものです。
圧延形状はテーパーダイスを調整することにより変化させることができます。
テーパー部の幅の広がりを押さえる装置は圧延ロールの回転と同期動作する構造であるため、 2工程の作業がタイミング良く行えます。
構成一覧
- 先端圧延機
- 幅寄せ装置
- 圧延ストッパー
- 上ロールの上下調節装置
標 準 :ハンドル操作式
オプション:モータドライブ式 - 刻印マーキング(オプション)
- テールエンドのテーパーオリエンテーション(オプション)本機に挿入・取り出し・位置決め装置などを付加することにより自動化することもできます。
仕様
※表は左右にスクロールできます。
製品仕様 | 素材径 | 9~30mm |
---|---|---|
最大圧延長 | 350mm | |
素材長 | - | |
機械仕様 | 圧延力 | 125,000kg |
圧延ロール軸回転数 | 45r.p.m | |
サイクルタイム | 14~18秒/エンド (約180エンド/Hr 材料径φ22mm 圧延長300mm) |
丸棒先端圧延機(幅押し装置付き)LT200-600B
装置概要
本機は大型コイルバネ用素材の先端をテーパー状に圧延するものです。
圧延形状はテーパーダイスを調節することにより変化させることができます。
テーパー部の幅広がりを押さえるための油圧式幅寄せ装置を備えています。
構成一覧
- 先端圧延機
- 幅寄せ装置
- 圧延ストッパー
- 上ロールの上下調節装置
標 準 :ハンドル操作式
オプション:モータドライブ式 - 材料受けロール
- 刻印マーキング(オプション)
仕様
※表は左右にスクロールできます。
製品仕様 | 素材径 | Max.70mm |
---|---|---|
最大圧延長 | 600mm | |
素材長 | - | |
機械仕様 | 圧延力 | 200,000kg |
圧延ロール軸回転数 | 34r.p.m | |
サイクルタイム | 25~30秒/エンド (約100エンド/Hr 材料径φ40mm 圧延長400mm) |
丸棒先端圧延機ST100-1000
装置概要
本設備は、バネ鋼丸棒の加熱された先端部を、パソコンにあらかじめプログラムされたテーパ形状に自動的に圧延する設備です。
構成一覧
- 材料挿入コンベアー
- CNCテーパー圧延機
- 圧延長位置決め装置
- B側オリエンテーション装置
- 材料取出しコンベアー
仕様
※表は左右にスクロールできます。
製品仕様 | 素材長 | 2,250~8,000mm |
---|---|---|
材料径 | 19~80mm | |
圧延長 | 250~800mm |